ご挨拶
2024年、当社は創業70周年を迎えました。設立から一貫して鉄道の軌道部材を製造・販売し、主に日本国内の鉄道をまさに縁の下から支える役割を担っています。コンクリート製まくらぎの実用化に不可欠な埋込栓の製造を原点とする当社は、その後、東海道新幹線や東北新幹線など日本国内すべての新幹線向けに主要軌道部材を供給し、高速鉄道網の発展にも大きく寄与してきました。
現在では、2007年に開業した台湾新幹線や現在建設中のインド高速鉄道など海外鉄道にも当社技術のフィールドを拡大させています。
環境にやさしく、大量かつ高速輸送を可能にする鉄道のさらなる発展のため、当社はさらに技術に磨きをかけ、よりよい製品の供給に邁進していきます。
今後もより一層のご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2025年4月
代表取締役社長 大沢 聡
代表取締役社長 大沢 聡
会社概要
商号 | 興和化成株式会社 |
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設立 | 1954年(昭和29年)10月21日 |
資本金 | 5,000万円 |
代表者 | 代表取締役社長 大沢 聡 |
従業員数 | 71名 (2025年 4月現在) |
事業内容 |
【1】鉄道関連製品の製造販売・仕入販売 【2】合成樹脂製品の製造販売・仕入販売 |
沿革
1954 | ・資本金300万円をもって、興和化成株式会社 設立 ・本社を東京都千代田区有楽町2-6に定め、同時に大月工場の操業を開始 |
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1957 | ・大阪出張所の開設(1965年に大阪支店に改称) ・PCマクラギ補修方法の確立 |
1958 | ・名古屋出張所の開設(1988年に名古屋支店に改称) |
1961 | ・本社を東京都中央区銀座に移転拡張 ・東海道新幹線に締結部材納入 |
1963 | ・九州出張所の開設(1994年に九州支店に改称) ・資本金5000万円とし、現在に至る |
1965 | ・東京工場の操業を開始 |
1967 | ・可変パッドの開発 |
1973 | ・仙台出張所の開設(1994年に東北支店に改称) ・山陽新幹線に締結部材納入 |
1987 | ・札幌営業所の開設(1999年閉鎖) |
1991 | ・道床安定剤の開発 |
1993 | ・東京支店(1998年に本社に統合)の開設 ・合成マクラギ用ロングチューブ工法の開発 |
1994 | ・北陸新幹線に締結部材納入 |
2000 | ・東北新幹線(盛岡-八戸)に締結部材納入 |
2001 | ・九州新幹線(新八代-鹿児島中央) に締結部材納入 |
2002 | ・台湾高速鉄道プロジェクトに参加 ・つくばエクスプレスに締結部材納入 ・福岡市交通局七隈線(3号線)に締結部材納入 |
2003 |
・台湾高速鉄道に締結部材納入 ・札幌営業所の開設(2014年に札幌支店に改称) |
2004 | ・本社を東京都文京区本郷に移転 拡張
・創立50周年を迎える ・韓国仁川国際空港鉄道に鋼橋直結軌道締結装置を納入 |
2005 | ・品質マネジメントシステム(JIS Q 9001:2000)登録 |
2007 | ・東北新幹線(八戸-新青森)に締結部材を納入 |
2008 | ・九州新幹線(博多-新八代)に締 結部材納入 ・北海道新幹線(青函トンネル)に 締結部材納入 |
2009 | ・本社を東京都東村山市に移転、大月工場設備を東京工場に移転、大月工場を閉鎖 |
2011 | ・北陸新幹線(長野-金沢)に締結 部材納入 ・北海道新幹線(新青森-新函館北斗)に締結部材納入 |
2013 | ・東鉄工業株式会社の連結子会社となる |
2014 | ・創立60周年を迎える |
2015 | ・パンドロール取り扱い開始 |
2018 | ・九州新幹線(武雄温泉〜長崎)に締結部材を納入 |
2019 | ・北陸新幹線(金沢〜敦賀)に締結部材を納入 |
2021 | ・本社を東京都豊島区に移転(4月26日より) |
主要取引先
▍鉄道・運輸機構 ▍JR各社 ▍各市交通局 ▍私鉄各社 ▍軌道工事・建設各社<敬称略・順不同>